静岡市登呂遺跡博物館の見どころやおみやげ・周辺のグルメまとめ

博物館・資料館

今回ご紹介するのは静岡県静岡市にある、登呂(とろ)遺跡と一体化した登呂遺跡博物館!

歴史の教科書にものっている登呂遺跡、「どんな遺跡なのか」くわしく説明できない人もおおいのでは?!

登呂遺跡博物館は、ワークショップで実際に弥生時代の暮らしを体験したりと、楽しみながら学べる博物館。

古代米の試食体験など、小さなお子さまから大人までが参加できる、多様な体験学習がたくさん用意されています。

そんな登呂遺跡博物館の見どころやおすすめのお土産・周辺にあるグルメなど、気になる情報をご紹介していきます。

静岡市登呂遺跡博物館はどんなところ?

登呂博物館は、1955年に開館した「静岡考古館」を前身として、1972年に開館。

登呂遺跡の発掘調査で明らかにされた稲作農耕文化と、その発掘調査がもたらした意義をテーマとした博物館です。

登呂遺跡の貴重な出土品や資料の展示はもちろん、「参加体験ミュージアム」として様々な体験コンテンツが目白押し!

約2000年前の弥生時代の暮らしを追体験できる、ほかにはないユニークな博物館です。

博物館名静岡市登呂遺跡博物館
住所〒422-8033 静岡市駿河区登呂五丁目10番5号
アクセス JR静岡駅南口からバスで約10~15分(石田街道線『登呂遺跡』行き他)
入館料【大人】300円/【高校・大学生】200円/【小中学生】50円
開館時間 9:00~16:30
休館日月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
祝日・振替休日の翌日
年末年始(12/26~1/3)
公式HP https://www.shizuoka-toromuseum.jp/

登呂遺跡博物館の見どころは?

登呂遺跡博物館の見どころのひとつは、弥生体験展示室!

土器づくりや田植え・稲刈り・火起こしなどの疑似体験ができる、体験型の展示室になっています。

登呂遺跡の住居や高床倉庫・祭殿を、約80%のスケールで縮小復元。

壁一面には、弥生時代の自然や登呂ムラの暮らしが描かれています。

弥生人が着ていた「貫頭衣(かんとうい)」を着て、弥生時代にタイムトリップしたような気分を味わってみましょう!

登呂遺跡博物館は子どもでも楽しめる?

「参加体験ミュージアム」がコンセプトの登呂遺跡博物館は、小さなお子さんにも分かりやすいよう展示にいろいろな工夫が。

疑似田植えや田下駄(たげた)体験など、ほかではめったにできない貴重な体験は、一生の思い出になりますよ。

泥で汚れる心配もないので、安心して参加することができます。

また、小学生に人気なのが土器パズル。

土器の復元を疑似体験できるパズルで、ゲーム感覚で弥生土器について学べます。

さらに、館内の展示物がくわしく分かる、子ども向けの見学ワークシートもホームページに用意。

音声ガイドも無料で貸し出ししているので、ぜひ利用しよう!

登呂遺跡博物館ではどんなことが体験できる?

登呂遺跡博物館では、屋外での体験学習も人気です。

火起こし器を使った火起こし体験は、火種を付けて着火させ炎を出すところまでが体験できますよ。

また、土・日・祝日には、復元水田でとれた赤米を土器の甕(かめ)で炊き上げる様子も見学できます。こちらは無料で試食も可能!


土器で炊き上げた赤米はどんな味がするのか…機会があえばぜひ体験してみましょう。

ミュージアムショップで買いたい!おすすめのグッズ・お土産

登呂遺跡博物館では、登呂遺跡や考古学に関連する様々なグッズが販売されています。

土偶・土器のガチャポンから絵葉書や冊子、登呂遺跡ゆかりの銘菓など、そのラインナップはさまざま。


登呂遺跡のキャラクター「トロベー」のグッズも、ゆるかわでオススメですよ。

また、数量限定で古代米おにぎりも販売。

弥生人たちがどんなご飯を食べていたのか、気になる方はぜひ召し上がってみてください。

登呂遺跡博物館のクチコミをご紹介!

駐車場は有料(400円)だけど、広い!

無料の公園には水田や復元住居があって、自由に見て回れます。

博物館は平成22年オープンしただけあって、新しい!

静岡県人なら学校の授業で一度は見学したことがある登呂遺跡ですが、平成の再発掘調査で新発見が多数あり、昔のイメージから大分変っていますよ。

昭和に見学した人は、あらためて博物館に行ってみてもいいかも。

弥生遺跡を代表する、登呂遺跡併設の博物館。

水田稲作に関する木製品もおおく、そのすがたは圧巻!

静岡駅からバスで10分ちょっとで、お手軽に行ける場所。

だけど、大学生くらいになると展示物が少なくて1時間程度で終了。

小学生くらいならじゅうぶん楽しめるかも?

何もないので、カップルで行っても友達と行っても盛り上がらない。

何か目玉アイテムがあればおもしろいのに…

博物館としてはすこし子供向けのため、大人だと退屈してしまうという意見も。

ただ、体験プログラムは大人にも好評のようです。

童心に帰って火起こしをしたり、珍しい古代米を口にしたりするのは楽しいですよ。

見る人によっては何もないと感じる方もいますが、復刻した水田ののどかな風景に心癒されるという声もありました。

平成になって展示物や展示方法も変わっているので、以前来館した方も再訪してみてもいいかもしれません。

登呂遺跡博物館周辺のおすすめレストラン・カフェ3選

「Cafe & Restaurant Tembooo(テンボー)」で地元・静岡の食材を生かしたイタリアンを

こちらは登呂遺跡博物館からほど近くにある、ビュッフェレストラン。

東からは富士山を携えた眺望と、夕陽が沈む方向に広がる駿河湾が見え、最高のビューが食事をより一層特別なものにします。

その素敵な眺望に負けないよう地元静岡の食材をふんだんに使用した料理は記念日や特別の日の御馳走にぴったし!

カップルに特におすすめなのが窓際のソファ席。

時間をわすれてゆっくりと景色を見ながらの食事が楽しめます。

店名 Cafe & Restaurant Tembooo
公式HPhttps://taita-corp.co.jp/food/tembooo/
営業時間【ランチ】11:30~15:00(L.O.14:00)【ディナー】18:00~22:00(L.O.21:00)
定休日毎週月曜・第1、第3火曜(祝日の場合は変更有)

200年前の奥会津農家で楽しむ、つきたてのおもち「登呂 もちの家」

静岡名物の安倍川餅を食べるならココ!

200年前の古民家を移築して作られた店内は、落ち着きのある空間で懐かしい雰囲気。

百貨店などでも安倍川餅を買うことはできますが、つきたての安倍川餅をほお張れるお店は中々ありません。

ほかにもからみもちや、おそばなど、ランチタイムに利用できるメニューやセットがそろっています。

聞けば店舗で販売するおもちと店内で販売するおもちでは、配合を変えているようなので食べ比べてみるのも楽しそうですね!

店名登呂 もちの家
公式HP http://abekawamochi.co.jp/shop/shop-mochinoie/
営業時間11:00~16:0(変動あり)
定休日不定休

静岡の焼肉といえばココ!名店「文田商店(ふみたしょうてん) 本店」

知る人ぞ知る焼肉の名店といわれて真っ先に挙げられるのが文太商店!

登呂の本店、谷田店、そして焼津の大井川店と、親・子・孫の三代続く焼肉の老舗です。

この谷田店は、本店のご子息が営業する2店舗目。

正統派の焼肉が楽しめる店として揺るぎない定評があり、幾度かテレビで紹介されたことも。

使用する肉は静岡産の静岡育ちという和牛にこだわり、それを七輪の炭火でじっくり焼き上げるのが特徴です。


サイドメニューとしてキムチやナムル、チヂミやサンゲタンなど、韓国料理も充実。

特にテールクッパがオススメです。

店名文田商店 本店
公式HP https://www.fumitashoten.com/
営業時間 10:00〜23:00(L.O. 22:30)
定休日無休

まとめ

弥生時代の水田跡の遺構がはじめて確認されたのが、ここ登呂遺跡。

大量の土器・木製品などの出土品とともに、住居跡・倉庫跡などの居住域と水田域が一体となって確認され、「弥生時代といえば水田稲作」というイメージが定着するきっかけにもなったと言われています。

そんな登呂遺跡の魅力を、登呂遺跡博物館ではあますことなく公開!

だれにでも分かりやすいよう、展示方法にさまざまな工夫がされているので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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