滋賀県立琵琶湖博物館の見どころやおみやげ・周辺のグルメまとめ

博物館・資料館

滋賀県立琵琶湖博物館の見どころやおみやげ・周辺のグルメまとめ

日本最大の湖・琵琶湖は、世界でも13番目に古いともいわれている湖。

約400万年前に誕生したこの湖は、長い年月をかけて移動し現在の位置に至っています。

なんと、いまでも年に3cmほど北に動いているんだとか。

さらに、ビワコオオナマズなどの固有種も多く生息している琵琶湖。

今回はそんな琵琶湖にまつわるすべてを多彩な展示で楽しめる博物館・琵琶湖博物館をご紹介!

見どころからおすすめのお土産グッズ、周辺のレストラン・カフェまでをまとめました。

滋賀県立琵琶湖博物館はどんなところ?駐車場はある?

琵琶湖の古代の姿・人々が暮らすようになったころの姿・現在の姿を三つのゾーンに分けて展示され、時間軸に沿って琵琶湖のすべてを学べる琵琶湖博物館。

全国的にも珍しい、淡水生物の水族展示も話題です。

屋外には琵琶湖のほとりに縄文・弥生時代の森や180万年前ゾウが暮らしていた森などが再現。

気持ちの良い散策コースにもなっています。

また、琵琶湖博物館来館者は駐車場が無料で利用できるサービスも。

約420台分もスペースがあるので、満車の心配もありません。

博物館名滋賀県立琵琶湖博物館
住所滋賀県草津市下物町1091
アクセスJR琵琶湖線草津駅よりバス25分
入館料【大人】500円/【高校・大学生】300円/【中学生以下】無料
*リニューアル工事中のため、通常よりも割引料金となっています。
開館時間 10:00~16:30
休館日月曜(祝日の場合翌日)
公式HPhttps://www.biwahaku.jp/

滋賀県立琵琶湖博物館の見どころは?

人類が登場する前の琵琶湖、その成り立ちからその周囲で暮らす動物たちの化石などを展示するA展示室。

人が暮らすようになった2万年ほど前からの湖と人のつながりを展示するB展示室。

現代の人が暮らす琵琶湖周辺を湖と絡めて展示したC展示室。

これらを順にじっくり観覧することで、地質学、歴史学、生物学そして環境学などの観点から総合的に琵琶湖を理解することができます。

すべての生き物にとって欠かせない水との結びつき、それらが琵琶湖を舞台に表現されています。

滋賀県立琵琶湖博物館は子ども向け?大人向け?

入口近くには子どもが生き物について見たり、聞いたりしながら学べるディスカバリールームが。

五感で体感しながら、様々なことを楽しめますよ。

その隣には「おとなのディスカバリー」も。

こちらは標本や古文書などより学術的な学びができるコーナーになっています。

車いすやベビーカーでの入館も可能で、バリアフリー設計だから館内移動もできます。

さらにおむつ交換台も各トイレに設置されており、授乳室も用意されているから、赤ちゃん連れでも安心です。

滋賀県立琵琶湖博物館ではどんなことが体験できる?

琵琶湖博物館では、琵琶湖とその周辺に生息する様々な生き物が紹介されています。

まるで琵琶湖の底にいるかのような気にさせてくれるトンネル水槽には、固有種であるビワマスをはじめ、コイ、フナ、ナマズといった淡水にはおなじみの魚たちが泳ぐ姿が楽しめますよ。

琵琶湖の主と言われるビワコオオナマズはあまり活発には動きませんが、運が良ければ悠然と泳ぐところが見られるかも。

琵琶湖と同じ古代湖であるバイカル湖の紹介もあり、そこに住むバイカルアザラシの姿も面白いですよ。

ミュージアムショップで買いたい!おすすめのグッズ・お土産

バイカル湖のコーナーで紹介されている、バイカルアザラシのぬいぐるみが人気のアイテム。

ふわふわのぬいぐるみは、あいくるしい瞳とその手触りで癒し度満点です。

色はグレーとホワイトの二色、それぞれサイズはMとSの二種類が販売されています。

琵琶湖の主として展示でも人気の、ビワコオオナマズの柿の種はちょっとユニーク。

5種類の味が楽しめ、袋の裏にはビワコオオナマズの解説が書かれています。

ちょっとした酒のつまみにどうぞ。

http://oydeya.com/
グッズ名ふわふわバイカルアザラシぬいぐるみ
販売価格Mサイズ 2000円 Sサイズ 1000円
http://oydeya.com/
グッズ名ビワコオオナマズ柿の種
販売価格290円

滋賀県立琵琶湖博物館のクチコミをご紹介!

地学的・歴史的・生物学的な観点から、琵琶湖のすべてが学べる博物館。
それぞれ充実した展示内容で、大変興味深かったです。

琵琶湖の生態系や発展が理解できるよう展示方法にさまざまな工夫がなされていて、子どもも十分楽しめる場所。
琵琶湖に限らず、生物全体の発展を示した縮図だと感じました。

未就学生には楽しめても、大人にはちょっともの足りない感があるかも。
途中で飽きてしまいました。

淡水魚の展示は迫力があるが、あくまでも琵琶湖の博物館の一部。
普通の水族館のほどカラフルではありません。

古代からある湖を総合的に紹介しているだけあって、様々な学問の観点からも興味深い展示になっていて評価が高いようです。

琵琶湖そのものを学ぶことは、400万年の湖の歴史から生物全体の歴史まで踏み込んで学べることになるのでしょう。

一方、琵琶湖自体が温帯の淡水湖であるため、海洋水族館に比べて地味な印象はぬぐえないようです。

もの足りないとの意見もあるので、そのあたりも地味な印象が関係しているのかもしれません。

ランチにおすすめ!琵琶湖博物館周辺のおすすめレストラン・カフェ3選

地元食材がいろいろ楽しめる博物館内のレストラン「ミュージアムレストラン にほのうみ」

琵琶湖は古くは「におのうみ」と呼ばれ、平安時代の和歌にもその名が登場します。

水鳥が多く集まる湖の意味といわれ、このレストランもそこから名をつけたようです。

湖で獲れる淡水魚や米どころ近江の米、そして近江牛など、バラエティに富んだ食材のメニューがあります。

地元の農業高校とコラボしたカレーやハンバーグは楽しいメニュー。

外来魚として琵琶湖の固有種を脅かす厄介者のブラックバスの料理は、外来生物問題を考えさせてくれます。

店名ミュージアムレストラン にほのうみ
公式HPhttp://www.nanyouken.co.jp/nionoumi/
営業時間10:30~17:00
定休日月曜日(博物館の開館日に準ずる)

日本三大和牛の一つ近江牛、いい意味で味と値段が釣り合わないコスパ抜群のお店「肉料理 ふくなが」

 

 
 
 
 
 
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江戸時代には彦根藩から幕府にも献上されていたという近江牛。

日本の牛肉文化の中でも、最も古い歴史を誇っています。

ここでは、実家の牧場から直送される近江牛のみを使用。

もちろんステーキも抜群の旨さなのですが、ハンバーグが秀逸。

カリっと焼けた肉肌を刺すと、肉汁がこれでもかと溢れ出てますよ。

適度な焼き加減と相まって、「日本一」と評するお客さんもいるくらいの味。

お座敷でゆったりもよし、カウンターからマスターの妙技を眺めながらもよし。

予約が必要なお店なので、必ず事前に電話を。

店名肉料理 ふくなが
公式HP http://www.fukunaga29.com/gallery
営業時間【ランチ】11:00~14:00、【ディナー】17:30~21:00
定休日3月・火曜

バウムクーヘンでお馴染みのお店が展開するフルーツを使ったスイーツの専門店「クラブハリエFruit Box」

クラブハリエは、滋賀県を代表する「和菓子店たねや」の洋菓子部門。

バウムクーヘンで全国的にも有名なお店です。

そのクラブハリエによる、フルーツを使ったスイーツの専門店がここ。

色とりどりの季節のフルーツが乙女心をくすぐります。

ショーケースで迷いつつ、選んだお気に入りのスイーツをカフェで楽しみましょう。

おすすめはアッサムティーにフルーツの香りを加えた、フルーツポットティーとのセット。

目にも舌にもやさしいスイーツで笑顔いっぱい、おしゃべりがとまらないひと時で時間をお過ごしください。

店名クラブハリエ Fruit Box
公式HP http://clubharie.jp/fruitbox/index.html
営業時間 10:00~20:00
定休日無休

まとめ

琵琶湖には119本の一級河川が流れ込んでいる一方、流出している河川としては瀬田川1本しかありません。

また、最大の島である沖島には250人の住民が暮らしており、世界に4つしかない淡水湖にある有人島として貴重な存在です。

日本最大の湖、琵琶湖はそんなユニークな側面も有しています。

かつては東国からの物資は琵琶湖まで来ると船を使って京まで運ばれ、その豊かな湖水は近江平野を日本有数の米どころに育てあげました。

滋賀県立琵琶湖博物館ではそれらすべてが学べます。

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