ここ最近、さつまいもブームが到来!
日本ではもちろん、海外でも人気が爆発し、輸出量がおおはばにアップしているそうです。
そんな中で、今注目を浴びているのが「進化系さつまいもスイーツ」。
従来あったさつまいもスイーツに工夫を加え、今までにない味わいが作り出されています。
今回は「進化系さつまいもスイーツ」のうち、長期間熟成されたさつまいもを使ったほし芋【熟成ほし芋】を食べてみた感想をレポート!
ほし芋の概念を変えた高級な味わいを、ぜひ感じてみてください。
【熟成ほし芋】とは?

さつまいもは、収穫したてのものよりも、じっくり寝かせたほうが甘くなるコトをご存じでしょうか。
そのひみつは、デンプンが糖に分解されることにより甘くなるから。
収穫したてのさつまいもはまだ分解が進んでいないので、甘さが不十分なのです。
かと言って、保存方法が悪いとカビたり腐ったりしてしまうもの。
土の中と同じ環境で寝かせると、糖の分解がすすんで、ほっこり甘いさつまいもへと変身するのです。
新聞紙などに包んで保存すれば自宅でも1ヶ月ほど寝かせることができますが、専用貯蔵庫をもつ専門店であればもっと長い期間保存が可能に。
【熟成ほし芋】は、じっくり寝かせて甘みの増したさつまいもを使ったほし芋のこと。
普通のほし芋よりもさらに甘さの強い、今までにないほし芋なのです。
【熟成ほし芋】はどこで買える?

【熟成ほし芋】は多くの店舗で販売されており、専門店ではもちろん、楽天やAmazonでも買うことができます。
使用しているさつまいもの種類や製造方法など、お店ごとにそれぞれ違いがあるので、食べくらべをしてみてもおもしろいかもしれません。
今回実食してみたのは、「なめがたしろはとファーム」の商品。
「なめがたしろはとファーム」はさつまいもを使ったスイーツショップ「らぽっぽ」を経営している会社で、以前「世界一受けたい授業」でこちらの【熟成ほし芋】が紹介されて以来、ずっと食べてみたかったのです。

なめがたしろはとファームの【熟成ほし芋】を食べてみた!
糖度70度以上をほこる、「なめがたしろはとファーム」の【熟成ほし芋】。
こちらのほし芋は、日本農業大賞を受賞し日本一のさつまいもと言われている「紅優甘」が使われています。
商品のラインナップも豊富で、今回は…
- 熟成干し芋 スライス(604円)
- 熟成干し芋 燻製(712円)
の、2種類を食べくらべしてみました。
まずは、スタンダードな「熟成干し芋 スライス」から。

高級感ただよう和紙のパッケージ。
そこらへんのほし芋とは見た目からして違うので、期待感が高まります。

原材料もさつまもだけ!とってもシンプル!!
それだけ素材と製造方法に自信がある、ということですね。

第一印象は「ツヤツヤしてる!」
手でさわるとべたつきがあり、明らかに他のほし芋よりも糖度が高いことが体感できます。
そしてお味は…ひと口目は「あまり味がしない?!」と思いきや、かめばかむほどにふんわり甘い味が染み出てきました。
さつまいもの香りも口いっぱいに広がり、幸せの頂点に。
自然のやさしい甘さなので口のなかに変な甘さが残らず、いくら食べても飽きがきません。
「熟成されたさつまいもって、こんなに甘いのか」とあまりの衝撃に手が止まらず。
結局いっきに食べ終えてしまいました。

つづいて、「熟成干し芋 燻製」。
こちらのパッケージ箱タイプで、さらに高級感アップ!
プレゼントにもできそうな見ばえ。

さきほどのスライスと同様に、原材料はさつまいもだけ!

この裏にちいさな干し芋が1枚かくれているので、計3枚はいっていました。
口に入れた瞬間、燻製の香りがふわっと広がります。
よくよくかみしめると味はほぼスライスと同じでしたが、とにかく香りがすごい!!
燻製というとサーモンやお肉などのイメージが強く、「燻製で甘い食べもの」という概念が今までなかったので、まさに未知との遭遇。
良い経験になりました。

2つを並べてみると、燻製(写真ひだり)の方がじゃっかんテリがあるような。
でも、見た目はほぼ同じでした。
なめがたしろはとファームの【熟成ほし芋】はどこで買える?

今回購入したトコロは茨城県にある「なめがたファーマーズヴィレッジ」。
やき芋ミュージアムやレストランが併設されており、見て遊んで学べる体験型テーマパークです。
こちらでは「干し芋Bar」と呼ばれる、熟成芋の食べ比べができるサービス(700円)も。
友達や家族と、みんなで1日中たのしめるテーマパークです。
しかし、茨城県まで行かれない…という方に朗報!!
【熟成ほし芋】はネット通販でも売られているようです。
食べくらべセットも販売されているようなので、ぜひこの衝撃をご賞味ください♪
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