「感覚体験」という言葉をご存知でしょうか?
心身の健康にとって大切なキーワード、それが「感覚体験」なんです。
見る、聞く、触れる、嗅ぐ。
これらを「いつもの日常生活で、何気なくやっていること」、と思っている方も多いはず。
でも実は、感覚を「意識」して「気づく」ことでイマジネーションが高まったりストレスが軽減されたりと、感覚はわたしたちにとってとても大切なこと。
そんな「感覚体験」について深堀できる日本初の博物館が、今回ご紹介する「感覚ミュージアム」です。
これを読めばきっとあなたも「感覚ミュージアム」に行きたくなるでしょう!
感覚ミュージアムはどんなところ?
私たちが持っている「感覚」をテーマにする、日本で初めてのミュージアムです。
まずは、「身体感覚空間」と「瞑想空間」の2つのゾーンを楽しみましょう。
「身体感覚空間」では、「人力らくがきマシーン」や「音の会話」、「音の移動」などが体験出来ます。
「瞑想空間」では自分が壁をすり抜けたかのように見える「ウォールスルー」、自然の香りや音が聞こえる「香りの森」の体験。
2つのゾーンを繋ぐ「トラバースゾーン」では「闇の森」、「浮遊感体験」など、次々と面白い体験ができますよ!
博物館名 | 感覚ミュージアム |
住所 | 〒989-6434宮城県大崎市岩出山字下川原町100 |
アクセス | 陸羽東線岩出山駅より徒歩約7分 |
入館料 | (大人)600円/(中・高校生)300円/(小学生)250円/幼稚園以下は無料 |
開館時間 | 9:30~17:00(最終入館16:30) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合はその翌日) |
公式HP | https://www.kankaku.org/ |
感覚ミュージアムの見どころは?
興味深い展示が数々あり、見どころがいっぱいのミュージアムです。
そのなかでも、もっともユニークなのは2年に1度開催される「1000の小箱」というギャラリー。
約1000個の小さい引き出しがあり、「1000の小箱展」で応募された作品が展示してあります。
「アートによるコミュニケーションを目的」としているとおり、自由に引き出しを開けて鑑賞してみましょう。
引き出しの中には、何があるのかって?それは、開けてからのお楽しみ!
感覚ミュージアムは子ども向け?大人向け?
子供から高齢者まで、幅広い年代で感覚体験ができる展示が数々あります。
なにも、難しいことはしなくてもいいんですよ。
感覚を「意識する」ことに集中したり、「瞑想の世界」の体験など、年齢・性別関係なし!
また、野外での感覚体験を通した遊びができる広場があり、家族連れやカップルにも大人気です。
授乳室やおむつ交換台はありますので、ご安心を。
バリアフリーなので、ベビーカーや車いすで入館可能、ベビーカーや車いすの貸出しもあります。
感覚ミュージアムではどんなことが体験できる?
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「ワークショップ」で、色んな体験をしてみましょう。
粘土のようなロウを自由にデコレーションして作る「オリジナルキャンドル」は、想像力を働かせて!
空き缶をペイントしてオリジナルの「カリンバ」(アフリカ生まれの楽器)を作るのも楽しいですよ。
デコボコの質感が面白いアート「色面とマチエール」や、「手作りアロマソープ」、粘土で作る「きのこ」など、盛りだくさん。
5日前(「美味しい紅茶のための教室」は7日前)までに予約を入れるのを忘れずに!
ミュージアムショップで買いたい!おすすめのグッズ・お土産

館内にあるミュージアムショップでは、感覚がとぎすまされるオリジナルグッズがたくさん用意されていますよ。
たとえばこちらの「にぎり星」。
お星さまの形で、手のひらで握ると心地よい木のぬくもりが伝わってくる感じに「とても癒される」と女性に人気!
リラックスしたい時におススメです。
また、ちょっとしたプレゼントには、「ハートのおまもり」はいかが?
効き目によって巾着の色が4色に分かれており、ハートにはそれぞれに言葉が刻まれていて、喜ばれること間違いなし。
ミュージアムショップのおすすめグッズやオリジナル商品は、オンラインでも購入することができます。

グッズ名 | にぎり星 |
販売価格 | 550円(税込) |

グッズ名 | ハートのおまもり |
販売価格 | 550円(税込) |
感覚ミュージアムのクチコミをご紹介!

色々な不思議な感覚が楽しめる博物館。
ひとつずつ見ていくと、自然とテンションが上がっちゃいます♪

光や音・香りなど、色々なモチーフの展示やアトラクションがたのしめる。
ここでしかできない体験ばかり!
感覚ミュージアムは悪い口コミが見当たらない、評判の良い博物館。
皆さん、それぞれの感覚体験をとても楽しまれたようです。
ほかにも、「疲れた時に行くと、のんびりできて疲れが取れる」というコメントもあり、印象的。
日常生活の中で意識していない感覚を研ぎ澄ますと、リフレッシュ効果があるのですね。
子供のときから、このようなミュージアムで感性を磨くことも、とっても大切なこと。
非日常の空間を楽しみ、リラックスするのにはとっても良いミュージアムではないでしょうか!
感覚ミュージアム周辺のおすすめレストラン・カフェ3選
ミュージアム内にある「ミュージアムカフェるぽ」は五感を使って楽しむメニューがずらり
ミュージアムの無料ゾーンの中にあり、入場券が無くても入ることのできる、「ミュージアムカフェるぽ」。
軽食が中心で、落ち着いた雰囲気のカフェです。
イチオシの「ブルーベリーシェイク」は、地元の鳴子温泉の特産品である無農薬のブルーベリーを使用。
色が鮮やかで果肉の食感も少し残り、程よい酸味で、目と舌で楽しめる一品です。
ランチの他に、デザートメニューもあり、お値段もお手頃価格。
感覚体験スペースの近くにあるので、来館者を観察しながらのひと休みも五感の刺激になって楽しいですよ!
店名 | ミュージアムカフェるぽ |
公式HP | https://www.kankaku.org/cafe.html |
営業時間 | 10:30~16:00 |
定休日 | 月・火・水曜日 |
内装にも味にも店主のこだわりがつまった隠れ家的なお店「週末そば屋 愉多工房(ゆたこうぼう)」
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田畑に囲まれた、知る人ぞ知る「週末だけの」お蕎麦屋さんです。
平日は家具職人、週末は「そば職人」をしているという店主。
店内には、すべて店主の手作りの家具が配置され、前日に石臼で自家製粉した「十割そば」へのこだわりに脱帽!
「平打ち」と「細打ち」の2種類があり、噛み応えがある限定5食の「平打ち」は本当におススメです。
工房の畑で栽培された薬味の辛み大根は、十割そばの味をさらにひき立て、これも絶品!
もちもちして濃厚な「蕎麦ぷりん」は、お持ち帰り用もあるので、お土産にも良いですね。
店名 | 週末そば屋 愉多工房 |
公式HP | なし |
営業時間 | 11:00~15:00 |
定休日 | 毎週月~金曜 |
享保2年創業の酒饅頭屋さんが営む、からだ想いのカフェ「糀カフェTAWEMON」
そば屋と併設されている古民家風の店内は、とても落ち着いた雰囲気でホット一息つける場所。
大崎市は発酵食品の宝庫というだけあり、こだわりの糀を使ったメニューが並んでいます。
「みそ焼きおにぎりセット」は、「よっちゃんだれ」と「糀味噌だれ」を付けたおにぎりを七輪で自分で焼くスタイル!
たれや味噌の香ばしい香りと、カリっとした食感が美味しく、旅の思い出にもなりますよ。
デザートには、揚げたてアツアツの「揚げ酒饅頭」をぜひお召し上がり下さいね!
店名 | 糀カフェTAWEMON |
公式HP | http://www.hanayama-manjyuu.jp/tawemon/index.html |
営業時間 | 10:30~17:00 |
定休日 | 毎週火曜 |
まとめ

このミュージアムの目的は、「感覚体験を通して感性を磨き、想像力を高めること」。
忙しい日常生活の中で、私たちが失いがちな「ゆとり」や「心の豊かさ」を取り戻すことは難しいけれど、とっても大切!
五感を再認識することで、心が豊かになり、また、色々な体験を通して想像力を高めることができるミュージアムです。
感覚が研ぎ澄まされると同時に心が癒され、そして心に余裕が生まれてきます。
心身ともに健康に過ごしましょう!
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