「埼玉県立歴史と民俗の博物館」は、歴史・民族・美術工芸品がならぶ総合博物館。
埼玉にゆかりのある資料や文化財を数多く展示され、1日では見きれないほど!
土偶や土器のラインナップもなかなかのもので、一部のマニアには大評判♪
また、かの有名な建築家・前川國男氏が設計した館内も一見の価値ありですよ。
そんな「埼玉県立歴史と民俗の博物館」ではどんなことが学べ、何が体験できるのでしょうか。
これらの疑問を博物館マニアの視点から徹底解説!
埼玉県人はもちろん、日本人ならおさえておきたい博物館です。
埼玉県立歴史と民俗の博物館はどんな博物館?
「埼玉県立歴史と民俗の博物館」が開館したのは、2006年4月。
博物館と民俗文化センターが統合したことで誕生しました。
はじめに来場者を迎えてくれる建物は、近代建築家の前川國男氏によるもの。
洗練されたモダニズムのデザインはフォトジェニックで、スピッツの楽曲「正夢」(2004年)のプロモーションビデオにも採用されたほど。
さらに館内は常設展と特別展(企画展)にわかれ、太刀・短刀や太平記絵巻などの国指定・県指定文化財を多数所蔵していますよ。
戦国時代の大名・上杉謙信が身につけていた短刀は、国宝指定の貴重な一品なのでお見逃しなく!
また、日本の文化や伝統を体験できるコーナーも充実しているので、最後まであきずに楽しめる博物館です。
博物館名 | 埼玉県立歴史と民俗の博物館 |
住所 | 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4-219 |
アクセス | 東武アーバンパークライン(野田線)大宮公園駅より徒歩5分 |
入館料 | 常設展:【大人】300円、【高校生・学生】150円 企画展:【大人】400円、【高校生・学生】200円 特別展:【大人】600円、【高校生・学生】300円 ※中学生以下、障碍者手帳をお持ちの方(付添1名含む)は無料 |
開館時間 | 9:00~16:30(最終入館16:00) ※7月1日から8月31日までは9:00~17:00 |
休館日 | 月曜日(祝日除く)、12月29日~1月1日 |
公式HP | https://saitama-rekimin.spec.ed.jp/ |
埼玉県立歴史と民俗の博物館の見どころは?
館内で目にすることができるのは、さいたまの古墳から出土した鉄剣や律令時代の役所に関する資料などの重要文化財。
わかりやすい解説もあるので、時間のある方は読んでみてください。
もっとくわしく知りたい方におすすめなのが、毎日1時間ごとに行われるボランティアによるガイド。
さいたまの歴史や文化だけでなく、日本の時代の移り変わりを知ることができるのでは。
常設展だけで満足できますが、定期的に特別展が開かれています。
こちらにもぜひ訪れてみましょう。
埼玉県立歴史と民俗の博物館は子ども向け?大人向け?ターゲット層は?
子どもだけでなく大人も楽しめるのが、「埼玉県立歴史と民俗の博物館」の良いところ。
学生さんは、展示物とともに日本の歴史を勉強できる学びの場にもなりますよ。
大人の方なら、資料とともに改めて過去を振り返られるなつかしの空間になるのでは。
また、日本の伝統のものづくりができるゆめ体験ひろばは親子におすすめ。
自由研究のテーマにもなるのでは。
手を動かしながら日本の歴史や文化を学んでみましょう。
埼玉県立歴史と民俗の博物館ではどんなことが体験できる?
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博物館の外にも足を伸ばしてみてください。
来場者を迎えてくれるのはかつて空き地にあった土管や自動車のスバル。
これらに触れることで昭和の雰囲気を体感できるのでは。
ものづくりが好きな方は館内にあるゆめ体験ひろばに行ってみましょう。
ここで体験できるのは、浮世絵の作成や絵巻物作りなど日本の地場産業や伝統に関するものづくり。
50~300円ほどの材料費を払えばだれでも参加が可能。
また、型付け藍染めや石踏組の帯締め作りなどの本格的なものづくりも体験してみましょう。
ミュージアムショップで買いたい!おすすめのグッズ・お土産
「埼玉県立歴史と民俗の博物館」のミュージアムショップでは、特別展に関する図録が販売しています。
お値段は500~1000円ほどで、通信販売での購入も可能。
今後は、ここでしか手に入らない埼玉にちなんだグッズを扱ってくれるとうれしいですね。
埼玉県立歴史と民俗の博物館のクチコミを紹介!

埼玉県の歴史を追うものでしたが、日本史全体に言及していて内容がとても濃い!
スペースが十分あるので、子ども連れにおすすめ。

ボリュームありすぎて、最後まで見られなかった…。
同じ敷地内に公園や小動物園もあるので、小さな子どもはそっちの方が興味あるかも。
時代別にさいたまの歴史に関する展示がしており、勉強になったという口コミが多数。
また、屋外展示や体験コーナーもあり1日中過ごせるという意見もあり、博物館がいかに充実しているかが分かります。
しかし、時間の都合で全ての展示を観られなかったという方も。
興味のある時代を自分で選んでじっくり観たり、時間に余裕を持って来館するようにしましょう。
埼玉県立歴史と民俗の博物館周辺のおすすめレストラン・カフェ3選
館内には、「カフェ・パティオ」という飲食店があります。
しかし、こちらは軽食や飲み物がいただける売店。
すこし小腹が空いたときの利用にはおすすめですが、ランチやディナーをする時はこれから紹介する店舗を訪れてみてはいかがでしょうか。
高品質のスペシャリティコーヒーとケーキやサンドウィッチが味わえる「ホリデーコーヒー」
ホリデーコーヒーではいただけるのは、世界にたった5%しかない高品質の豆を使ったコーヒー。
オーダーしてから淹れてくれる、豆の鮮度と焙煎にこだわった1杯が味わえます。
フードはサンドウィッチやトーストなど、ランチにぴったりなメニューがずらり。
また、アップルパイやレモンチーズパイとともにカフェとしての利用もおすすめ。
お店の中にはソファーが置いてあるので、ゆっくりとくつろぎたい方は行ってみましょう。
店名 | HOLIDAY COFFEE |
公式HP | http://holidaycoffee.jp/ |
営業時間 | 11:00~17:00 |
定休日 | 毎週火曜日、第二水曜日 |
おしゃれな隠れ家レストランでいただくフランス料理「église de 葉山庵(エグリーズドゥはやまあん)」
地産地消をモットーとしており、さいたまのとれたて野菜やブランド牛を取り入れたフランス料理店。
おすすめは、カプチーノ仕立てやフォアグラノなどの一風変わった茶碗蒸し。
誕生日や還暦などの記念日特別メニューや、グループランチなどのコースがありますよ。
家族や親しい友人とともに訪れてみてください。
前菜から始まりメインやデザートまでこだわりの1品を、ガラス越しに中庭を眺めながら味わいましょう。
店名 | église de 葉山庵(エグリーズドゥはやまあん) |
公式HP | https://www.hayamaan.com/eglise/ |
営業時間 | 【ランチ】11:30~15:30(14:00 L.O.)、【ディナー】17:30~22:00(20:00 L.O.) |
定休日 | 火曜日・水曜日(祝日は営業) |
地元の食材を使った、季節感あふれるイタリアン「レストランテオガワ」
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3つ星レストランで経験を積んだシェフがオーナーをつとめるイタリア料理店。
契約農家からとれた野菜や、さいたま産の小麦を使ったパンなど、地元素材を使った料理が味わえますよ。
おすすめは、イカ墨やほうれん草などを練りこんだパスタ。
たくさんの種類からソムリエが選んだワインとともに料理を味わいましょう。
ディナーだけでなく、ランチでもコース料理が選択できます。
記念日に訪れた方は、デザートプレートにメッセージを入れてくれるサービスを利用しみては。
店名 | リストランテ・オガワ |
公式HP | https://ristorante-ogawa.gorp.jp/ |
営業時間 | 【ランチ】11:30~15:30(14:00 L.O.)、【ディナー】18:00~24:00(22:00 L.O.) |
定休日 | 不定休 |
まとめ

「埼玉県立歴史と民俗の博物館」の常設展で学べるのは、さいたまの人々の暮らしや文化。
わかりやすい紹介文とともに多くの国宝・重要文化財を観てみましょう。
さらに、くわしく知りたい方にはボランティアによるガイドツアーへの参加がおすすめ。
ゆめ体験ひろばでは、日本の文化や伝統にちなんだものづくりの体験が可能。
学生から大人だけでなく親子で訪れても楽しめる彩の国の博物館に行ってみましょう。
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