京都文化博物館の見どころやおみやげ・周辺のグルメまとめ

京都府

京都文化博物館は京都市内のど真ん中、三条通と高倉通の角にあります。

周辺には京都らしい風情の町屋が立ち並ぶ通りや、新しいショップや京都ならではのグッズを売る店がたくさん!
祇園や四条河原町から散歩がてら、ぶらぶら訪れるのも楽しい博物館です。

重要文化財に指定されている旧日本銀行京都支店を別館として利用しており、明治時代の重厚な洋風建築に触れることも。

今回はそんな京都文化博物館の見どころやオススメのお土産グッズ、周辺のグルメ情報までを一挙ご紹介します♪

京都文化博物館はどんな博物館?

京都の歴史と文化を一度にわかりやすく紹介するため1988年に開館、2011年には「ほんまもん」を体験できる博物館としてリニューアルオープン。

重厚な赤レンガの明治洋風建築の外観が目印で、別館として公開されている旧日本銀行京都支店は東京駅の設計で有名な辰野金吾の手によるもので、これだけでもいっけんの価値あり!

1階は総合案内と店舗、2階は京の歴史、まつり、文化を紹介するゾーン、3階は総合展示と京都府が所蔵する日本の古典・名作映画を上映するフィルムシアターが。
4階は時々のテーマで開催される特別展示のフロアとなっています。

平安から明治まで千年の都が育んだ歴史と数々の美術工芸品、幾多の戦乱の中たくましく生活を営んだ町衆が育てた文化とまつりといった日本文化の原点を知ることができる博物館です。

博物館名京都府京都文化博物館
住所京都市中京区三条高倉
アクセス京都市営地下鉄烏丸線烏丸御池駅より徒歩3分
入館料【大人】500円/【高校生以下】無料
開館時間総合展示及び別館:午前10時~午後7時30分
特別展:午前10時~午後18時(金曜日のみ午後7時30分まで)
※入館は閉館30分前まで
休館日毎週月曜日(月曜日が祝日の場合開館、年末年始は休館)
公式HPhttp://www.bunpaku.or.jp/

京都文化博物館の見どころは?

歴史好きには2階の絵巻回廊がおすすめ。
ここは祇園祭を中心とした京のまつりを紹介するゾーン。
山鉾町に伝わる祇園祭ゆかりの名品に触れることができますよ。
また、京の至宝と文化ゾーンでは京の歴史にまつわる展示物が数多く展示
より京都の知識が深まります。

美術工芸品を楽しみたい方は、3階に上りましょう。
企画展示のエリアが大きく広がっており、京都府所蔵の数々の優品が目を楽しませてくれます。

特別展は主に4階の展示室で開催されますが、3階の企画展示エリアも使用して開催されるケースもあります。
事前にホームページで特別展もチェックされるとよいでしょう。

京都文化博物館は子ども向け?大人向け?ターゲット層は?

http://www.bunpaku.or.jp/

京都文化博物館は京都のすべてが学べる大人の博物館。
京都を来られた時にはまずはこの博物館を訪れ、色々な知識を得てから観光されると、京都各地の名所をより深いところまで体感できるのでおススメです。

祇園祭ゆかりの品や京都画壇の日本画、様々な茶器など女性も充分に楽しめる展示物が多いのも特色です。

また別館は、旧日本銀行の営業室がそのままホールとして残っており、金庫室は喫茶店になっています。

全館バリアフリーとなっていますので、車いすやベビーカーでの入場もできます。
小さいお子様連れの方には授乳用には救護室の使用できます。
おむつ替えスペースも1階トイレにあります。

京都文化博物館ではどんなことが体験できる?

http://www.bunpaku.or.jp/

おすすめは、日本映画好きにはたまらないフィルムシアター !

京都は日本の映画発祥の地であり、明治の中期ごろより現在の右京区には数々の撮影所が立ち並び「日本のハリウッド」とも呼ばれていました。

この博物館3階にあるフィルムシアターでは毎月企画が組まれ、京都府所蔵の名作日本映画を楽しむことができます。
シアター前のロビーには上映作品に関連する資料やパネルが展示されているので、作品をより深く理解するのに役立ちます。

上映作品はホームページに記載されますので、事前にチェックしてから訪れるとよいでしょう。

また、小・中学生を対象としたワークショップも開催
京都の歴史と文化を学ぶことを目的とした、体験型の教室です。

過去には組みひもや金工体験などが行われていましたよ。

伝統文化を題材たしたものが多く、家庭や学校ではなかなか体験できない内容ばかりなので、お子さんがいる方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

ミュージアムショップで買いたい!おすすめのグッズ・お土産

http://www.bunpaku.or.jp/

ここのミュージアムショップは、便利堂さんという明治から続く美術印刷の老舗が運営しておられます。
綺麗な美術印刷で有名なところなので、お土産には美術ハガキがおススメ。

京都の四季や名所など博物館に所蔵されている日本画などを美術印刷の技術を駆使してハガキにしたものです。
旅先からご家族やお友達にハガキを、という方にはピッタリです。

また、特別展に合わせたグッズを販売していることもあるので、特別展の思い出にお気に入りを探してみても面白いです。

グッズ名美術ハガキ
販売価格93円~

京都文化博物館のクチコミをご紹介!

京都の歴史・伝統文化を幅広いジャンルで紹介し、コンパクトに京都文化を学べる博物館。
重厚なレンガ造りで、中はかなり広い!!
ミュージアムショップ、飲食店、専門店もあるから、ゆっくり過ごせました。

京都の歴史を画像やミニチュアで紹介しているから、京都に来たら勉強がてら寄ってみるといいかも。

外観が味わいがあったので入ってみたけど…中は全然違う。
薄暗い部屋に文化財が展示してあって、数も少ないし地味。

2階に京都の歴史や文化を紹介する展示があったけど、どれもよく見るものばかり。
文化財に興味がない人には見ごたえないかも…。

ネットなどでの口コミでは良い口コミが数多く見られます。
歴史のみならず文化・美術工芸品などを一度で学べる博物館という評価が目立ちます。

また旧別館の重厚な建築を気に入っておられる方が多いのも特徴です。

一方、「どれもよく見るもの」など専門的に京都の歴史文化を学びたい方には物足りなさを感じさせる面もあるようです。

どちらかと言えば、入門編として訪れるのが良い博物館なのかもしれません。

京都文化博物館周辺のおすすめレストラン・カフェ3選

落ち着いた京町家の雰囲気の中で味わう京都では珍しい手打ちにこだわったそばのお店「有喜屋」

http://www.ukiya.co.jp/

館内には江戸末期の京都町屋の面構えを再現した「ろうじ店舗」(ろうじとは京都弁で路地のことです)があり、その一角に有喜屋はあります。

長きに渡って日本の首都だった京都では雑穀であるそばは低級食材とされていて、そばを食する文化は実はあまり発達しませんでした。
そんな中、このお店の三代目店主が「京都のそば文化を日本一にしたい」との思いで発展させたのです。

京都らしい上品な手打ちそばは、京都にそば畑まで作るというこだわりに支えられています。

店名手打ちそば・蕎麦料理「有喜屋」
公式HPhttp://www.ukiya.co.jp/
営業時間11:00~15:00、17:00~20:00
定休日月曜日(京都文化博物館の休館日は休業)

苺の本当の美味しさを味わってほしいとの思いで生まれたイチゴスイーツ専門店「メゾン・ド・フルージュ」

博物館から歩いて1分ほどのところにあるこじんまりとしたお店で、日よけテントに可愛く「ICHIGO NO OMISE」とローマ字で書いてあるのですぐにわかります。

デザイナーだったオーナーが出会った美味しい苺に感動して開いたお店で、苺への愛が感じられるスイーツがたくさん。
季節に合わせて苺の種類やスイーツの中身が変わるのでいつ訪れても新しい感動と出会えます。

イートインスペースが少し狭いので、お店で食べるか、ホテルに買って帰るのかその時の込み具合で使い分けてもいいかもしれません。

店名メゾン・ド・フルージュ 苺のお店
公式HPhttps://ichigonoomise.com/
営業時間11:00~19:00
定休日月曜日(祝日の場合は翌日がお休み)

朝7時から開いているので朝食にも。京都のおふくろの味“おばんざいが”たっぷり味わえる「京菜味のむら」

京都の家庭料理は京野菜を中心とした料理が多く、心にも体にもやさしい味わいです。
旅先でほっこり落ち着ける京都のおふくろの味を食すことができるのがこのお店です。

お店に入るとショーケースに10種類以上のおばんざいが並んでいます。
メニューに合わせて4~6種類を選んで自分好みの定食が作れます。

欲張りな方には12種類のおばんざいを少しずつ盛ったご膳もあります。
ごはんは白米と雑穀米がありますが、名物の湯葉丼でちょっと贅沢してみては。

お値段も財布にやさしいリーズナブルさなのも嬉しいです。
近くに宿泊されているのでしたら朝の散歩を兼ねて朝食に訪れるのもありです。

店名京菜味のむら 烏丸本店
公式HPhttps://www.nomurafoods.jp/
営業時間7:00~15:00、17:00~20:00
定休日なし

まとめ

この博物館は京都観光の手始めとして、基礎的な歴史・文化の知識を学ぶのにふさわしいところです。
また祇園祭を中心とした京都の伝統的なまつりを体系的に学べるところでもあります。

日本映画好きの方には思わぬ名作に出会える機会もあるかもしれません。
そして、建築好きの方にとっては別館の旧日本銀行京都支店は必見です。

このように幅広い方々に楽しんでいただける博物館です。
特別展はさまざまな内容で開催されるのでこれを楽しみに訪問される方も多いです。

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