亀岡市は京都市の西隣にあり、嵐山からトロッコ列車で足を伸ばせば気軽に行ける名所。
戦国時代には明智光秀が丹波攻略の拠点とし、本能寺の変では出陣の地となったことでも有名な場所です。
このゆかりの地に、光秀を描いた今年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」のテーマ館が期間限定でオープン!
歴史上最大の謎・本能寺の変を起こした光秀とはいったい何者なのなのか…。
その謎めいた半生とは…?
大河ドラマファンのみならず、歴史ファン必見の展示がもりだくさん!
そんな麒麟がくる京都大河ドラマ館の見どころやグッズ、周辺のグルメ情報をお届けします。
麒麟がくる京都大河ドラマ館はどんなところ?

大河ドラマ「麒麟がくる」の世界を堪能できる、麒麟がくる京都大河ドラマ館。
2020年に開場したばかりのサンガスタジアムの1階に、期間限定(2020/1/11~2021/1/11)で開館中!
会場はエントランスからエンディングまで、ぜんぶで9つのゾーン。
ドラマのメイキング映像や出演者が身に着けている衣装や小道具の展示、亀岡と光秀のゆかりを示す史実展示など順番に巡っていきます。
撮影に使われている光秀の甲冑のレプリカなど、その時々で展示内容も変わるので、何度おとずれても楽しい博物館です。
博物館名 | 麒麟がくる京都大河ドラマ館 |
住所 | 京都府亀岡市追分町サンガスタジアムby KYOCERA内特設会場 |
アクセス | JR嵯峨野線亀岡駅すぐ |
入館料 | 【大人】600円(高校生以上)/【子ども】300円(小・中学生) |
開館時間 | 9:00~17:00(最終入館16:30)※繁忙期には延長あり |
休館日 | なし 年末年始(12月29日~1月3日) |
公式HP | https://kyoto-doramakan.jp/index.html |
麒麟がくる京都大河ドラマ館の見どころは?
京都大河ドラマ館のエントランスで、明智門をバックに亀岡手づくり甲冑の会の皆さんが作られた、見事な手づくり甲冑を展示しています。丹精込めて作られた迫力ある甲冑をじっくりご覧ください。 pic.twitter.com/ibxVJKVdnt
— 麒麟がくる 京都大河ドラマ館 (@kyoto_dramakan) February 29, 2020
大河ドラマファンにはドラマシアターで展開されるメイキングやおなじみの出演者のインタビューが楽しい。
これらが、4Kのクリアな画面で映し出されています。
また、ドラマに使われる衣装や小道具なども必見!
ドラマシアターと併せて「麒麟がくる」の世界にどっぷり浸ることができますよ。
歴史考証の裏話が紹介されているのも、ファンには嬉しいところ。
光秀の甲冑(レプリカ)はこの秋にも特別展示が予定されているので、この春見逃した方はその機会を待って訪問されてもいいかもしれません。
麒麟がくる京都大河ドラマ館は子ども向け?大人向け?
麒麟がくる京都大河ドラマ館行ってきました‼︎\\\\٩( ‘ω’ )و ////
— † ┏┛緑木┗┓† (@ryokuboku) March 21, 2020
今回の大河、衣装がなかなか面白いなと思いながら見ているのですが、やはりこだわりがあるみたいですね!
松永弾正とか火花の柄にフラグ感じますし(笑)#麒麟がくる pic.twitter.com/CA4tipV2lK
よりドラマに親しみを感じられるような展示が多い、麒麟がくる大河ドラマ館。
ドラマを楽しんでいるファンなら、日曜の夜がこれまで以上に楽しみになること請け合い!
また、ドラマを見ていなかった方でも、このドラマ館をきっかけにファンになってしまう人続出!!
ベビーカーや車いすでの入場も可能ですが、混みあっている時にはご遠慮いただくこともあるそうです。
麒麟がくる京都大河ドラマ館ではどんなことが体験できる?
京都大河ドラマ館では光秀(甲冑)、東庵(羽織)、駒(小袖)などのデジタル衣装を着て写真が撮れるできるデジタル体験コーナー『なれルンです』がありますよ~♪
— 麒麟がくる 京都大河ドラマ館 (@kyoto_dramakan) February 15, 2020
とっておきの一枚を撮ってみんなに自慢しよう♪
ご家族やご友人をお誘いの上、ぜひご来場ください‼ pic.twitter.com/Z94maiXo61
デジタル体験コーナーでは、ドラマに登場する人物になれる着せ替え型のデジタルコンテンツが。
自分の顔写真を撮影し、その写真が登場人物の画像に合成ではめ込まれる仕組み。
色鮮やかな甲冑を身にまとった光秀に変身したり、美しい着物に包まれたお姫様にも。
戦国時代にタイムスリップしたかのような画像が等身大のパネルに映し出されます。
光秀役の長谷川博己さんや帰蝶役の川口春奈さんになった気分が味わえますので、ぜひ楽しんでください。
ミュージアムショップで買いたい!おすすめのグッズ・お土産
展示スペースから出たところには、ドラマ館にちなんだ光秀大河物産館も。
光秀に関連したグッズや地元亀岡の名産品などを販売しています。
おすすめは、ドラマの名ゼリフがプリントされたオリジナルTシャツ!
ファンなら思わずクスっと笑ってしまう、オリジナリティーあふれた1枚です。
ほかにも、明智家の家紋である桔梗紋をあしらった藍染めグッズなども販売。
かつては京都では水藍と呼ばれ大人気だった藍染めですが、大正時代には消滅。
それを平成27年に「ほづあい研究所」が復活させた、藍染め製品にしては珍しい京土産です。
訪れた際には、実際に手に取ってご覧になってはいかがでしょうか。
麒麟がくる京都大河ドラマ館のクチコミをご紹介!

歴史ドラマ好き必見!
明智光秀をざっくりお勉強するのにちょうどいい。

狭いイメージだったけど、意外と広かった!
出演者のサインとかもあって、ドラマ見てなくても楽しめた。

地元ならではのお土産品がもっとあっても良いかも…
期間限定のドラマ館にしては広さも十分あり、光秀を簡単に学ぶにはもってこいの場所。
大河ドラマファンにとっては、ここを見学するとよりドラマが深く楽しめそう!
残念なところは、地元ならではのお土産が少ないという意見があるところ。
実際には幻の藍染めや丹波黒豆もあるのですが、宣伝下手なのかもしれませんね。
麒麟がくる京都大河ドラマ館周辺のおすすめレストラン・カフェ3選
歴史的建造物で懐石料理が味わえる「がんこ亀岡 楽々荘」
#Bura_Bi_Now #京都府
— hikari (@hikari705) June 24, 2019
先日 #亀岡市 #がんこ #楽々荘 訪問。
旧山陰本線(嵯峨野トロッコ列車)を敷設した田中源太郎の元生家。
折上げ格天井の格式あるお部屋で食事。洋館と和館、七代目 #小川治兵衛 作庭のお庭があり、素敵なお店でした。
光秀築城の亀山城がある亀岡は来年の大河の注目スポット‼😆 pic.twitter.com/EmrgJirOyi
ドラマ館のあるサンガスタジアムには簡単なフードコートしかないため、お食事される場合はこのお店がおススメ。
国の有形文化財の洋館と書院造の和風建築の店内で、650坪もある庭園を眺めながら食事が楽しめます。
寿司やうどんといった定番メニューから、少しかしこまった懐石風の料理まで、豊富な品揃え。
食事が終わったら、庭園を散策をしてみても良いかも。
店名 | がんこお屋敷・京都亀岡楽々荘 |
公式HP | https://www.gankofood.co.jp/shop/detail/ya-kameoka |
営業時間 | 【平日】11:00~15:30、17:00~22:00 【土日・祝日】 11:00~22:00 |
定休日 | なし |
古民家を改装したナチュラルテイストのカフェ「シンパティカ リモーネ」
イタリア語で「親しみの持てる」といった意味の「シンパティカ」は、地元で人気のカフェ。
言葉通り丁寧な接客の奥様と笑顔の主人で切り盛りされています。
ランチには土鍋でぐつぐつ煮えたカレー、ふんわりとろっとした新鮮卵のオムライスが人気。
プチドリンクと前菜がセットになったコースと、デザートが付いたコースもあります。
珍しいプレスコーヒーを食後やスイーツと一緒に試してみるのも面白いかも。
ほかにも、関西では紅茶の聖地と言われる「ムジカ」の茶葉を使った紅茶も女性に人気です。
店名 | シンパティカリモーネ |
公式HP | http://limone.hannnari.com/index.html |
営業時間 | 【ランチ】11:00~16:00、【ディナー】18:00~21:00 |
定休日 | 毎週日曜、第3月曜 |
地元食材をたっぷり使った名前がユニークな挟むコッペパンのお店「カメオカハサムコッペパン」
亀岡駅から徒歩約10分、閑静な住宅地にあるコッペパンの専門店。
オーダーを聞いてから一個ずつ丁寧に作る、というこだわりが話題のお店です。
まるまるとしてかわいいパンは、2種類の生地から選べます。
なかにはさむ具材は、地元の食材を中心に作られているんだとか。
一番人気の亀岡牛のコロッケは、亀岡牛ミンチとホクホクしたジャガイモのコロッケが絶品!
ソースは地元で有名な「蛇の目ソース」が使われています。
ほかにも、京都では有名な美山牛乳を使った「ミルククリーム」や「丹波黒豆きなこ」・「自家製ジャム」など、選ぶ楽しみたっぷりのお店です。
販売個数に制限があるのでご注意を。
店名 | カメオカハサムコッペパン |
公式HP | https://www.facebook.com/kmokhandsome/ |
営業時間 | 9:30~15:00 |
定休日 | 毎週月・日曜、祝日 |
まとめ

京都市内から30分程度の近距離にありながらこれまで観光客が少なかった亀岡。
今年、ゆかりの明智光秀が主人公の大河ドラマが放映され大いに盛り上がっています。
嵐山からのトロッコ列車、暖かい季節には保津川下り、これら亀岡まで足を伸ばす機会と組み合わせてこの麒麟がくる京都大河ドラマ館を訪れてみるのはいかがでしょう。
サッカーファンの方はサンガスタジアムへ観戦で来られる際についでに見ていかれるのもありだと思います。
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